41歳
秀吉の愛嬌に惚れ込み、兄弟の契り交わした武将。 (実際は、秀吉にうまく丸め込まれただけなのだが・・・本人は気がついていない。) 秀吉よりも年は下だが、織田家古参の家来でもある事から態度はデカイ。 現在は池田家の中枢となり恒興旗下で働き、誰よりも先に戦場に斬り込む純粋武闘派。 前田慶次とは呑み友達らしく、槍働き話を肴に二人が淡々と杯を重ねる姿も。
18歳
兄弟のいずれも将来を嘱望された森家の次男。 下の弟達の坊丸、力丸と共に信長の小姓として仕えるが、信長は蘭丸の才知を特に愛し筆頭小姓となっている。 信長からは「お蘭」と呼ばれ愛され、また信長の考えの一歩先を読み行動する事から、周囲からはかえって警戒される面も・・・ 光秀の知識と品格に憧れ、陰ながら尊敬の念を抱いているが・・・。
47歳
信長の乳母の子、つまり乳兄弟で、信長が「うつけ」と呼ばれる前からずっと信長の側に仕える。 若い頃から信長の危険に際しては身をもって守る為に傷が絶えないが、その傷一つ一つが忠義の証であると誇りにしている。 普段は口数は少ないが、ここ一番では恒興の実直な発言が重みを持つ。 娘のせんが森長可に嫁いでいる事から、森一族の後見役として陰日向となく森兄弟の世話を焼く。 丹羽「米」五郎左と双璧をなし、「炭」勝三郎と呼ばれる織田家古参家老。
23歳
恒興の次男で、親父譲りの武勇を誇る武将。煙管がトレードマーク。 10代の頃は家督を継ぐなど考えていなかった為、ふらふらと諸国を遊び歩く。 藤堂高虎などとも旅先で知り合い、高虎の「海賊」に対し「山賊」と呼び合い親交を深める。 諸国を巡ったお陰なのか、高虎と同様に、治世術にも長ける文武両道の武人である。
49歳
六角家の柱石と謳われた智将。 主家が滅亡し信長が上洛してくると、真っ先に娘を人質として信長に差し出し和睦を結ぼうとする。 しかし、娘(のちの氏郷)の「男子として信長様より妻を頂きとう存じます。」という進言に一族の滅亡を賭けた。 結局、信長が氏郷を大変気に入った事で、政略に勝利した。 氏郷の「婿入り」の際にも悪びれず堂々とした入城に、信長は高笑いで迎えたという。
27歳
氏郷は女性にも関わらず、政略によって「婿」として信長の養子となった。 婿入り以降すぐに「女である事」は公然となったにも関わらず、氏郷の胆力、才気は信長や家臣団に非常に愛され、織田一族同様に扱い続けられる。 自分を婿として扱う信長を「しなやかな獣」と評し思慕する、文武に秀で器量抜群の人。 自分を女である事を意識させない堀秀政とは仲のいい喧嘩友達である。