５７歳

元は尾張蜂須賀郷の豪族で「蜂須賀党」という傭兵集団の頭領。
秀吉の片腕で、藤吉郎の頃から惚れ込み、その参謀役の一人として辣腕を揮う。反面信長に対してはドライで「猛将だが良将ではない」と評している。与力でありながら、実質秀吉旗下として働くのはその為だろう。
外見からは野武士の類を想像させるが、実は勇猛かつ知略にも長けた実務家武将で、領地内の市政にも細やかな神経をはらう。通称「小六のオヤジ」と呼ばれ、秀吉軍の多くの兵から信頼をあつめる。

２４歳

幼名は桂松、のち紀之介。大友宗麟の家臣大谷盛治の子。
父と供に大友氏を離れ、流浪の後に１６歳より秀吉に小姓として仕え始めるが、すぐに鋭敏な才能を認められて秀吉からの信任を受ける。
同じ秀吉の小姓衆出身からか、福島正則や石田三成の面倒を良くみており、彼らからの人気も高い。
内政面に堪能だが、軍事面でも優れた才能をみせる智勇兼備の武将。

２１歳

虎之助と呼ばれた幼少の頃から秀吉の下で養育された子飼衆の一人。
武勇に優れ、かつ勉強熱心でもある大柄な若者。
秀吉やその軍師官兵衛に心酔しており、槍働きで二人の助力が出来る事を切望している。
お陰で、鳥取城攻略では物見役（斥候）として手柄をたて、備中冠山城攻撃で一番槍をつけるなど、最近特に活躍が目立ち、福島正則をはじめとする子飼衆仲間から羨望のまなざしを向けられている。

２２歳

幼名は市松といい、幼い頃から並外れた怪力の持ち主として有名であった。
１８歳で中国攻めに従軍し猛将ぶりを発揮し、兄弟のような存在の清正と手柄を競った。
戦場では勇猛果敢、性格は直情型で一本気、情に厚く涙もろいという、絵に描いたような剛直の士。
秀吉子飼衆のリーダー的・・・番長的存在で、坊主上がりで力の弱い石田三成をからかって遊ぶ事もしばしば・・・本人は悪気は無いらしいのだが・・・

３７歳

「稀代の軍師」と呼ばれる秀吉の懐刀。諱は孝高。
今孔明と呼ばれた竹中半兵衛を師と仰ぎ、その清廉潔白さと縦横なる智謀軍略を学んだ。
しかし、荒木村重の反乱を説得で治める為に有岡城に赴くが、かえって牢獄に投ぜられる事となる。
助け出されるまでの一年近くの牢獄生活で、脚は不自由になり、また偉大な師半兵衛は陣中で病没していた・・・
苦悩の末に・・・清濁併せた智謀で天下をうかがう野心を掲げる様になっていく官兵衛・・・光秀の反乱に何を思うか？！

１６歳

黒田官兵衛の嫡男で備中冠山城攻めで初陣を飾ったばかり。智勇兼備の名将となる器有りと評される。
荒木村重の反乱で、父が幽閉されたのを裏切りととった信長に殺されそうになるが、竹中半兵衛のお陰で難を逃れる事が出来た。
その半兵衛の死後から徐々に野心を剥き出しにしていく父官兵衛よりも、今は亡き半兵衛に憧れていく長政だった・・・
武将仲間では細川忠興と特に仲が良い・・・