30歳
信忠の刀持ちを務める褐色の武人。 はじめ「贈り物」として信長の謁見を受けたが、その際のあまりに堂々たる態度に信長が惚れ込み刀持ちとなる。 現在は信忠の刀持ちとなり、信忠との阿吽の呼吸で戦場へ斬り込む勇猛な戦士でもある。 その猛り狂った様に闘う様から死の鉄(くろがね)と呼ばれる。 (本人は戦いの中に死に場所を求めているかもしれない。) 日本語は堪能だが信長、信忠以外の人と話す事は滅多にない。
13歳の頃から信長の小姓として仕え、信長イズムが体の隅まで浸透した側近中の側近。 弁舌にも長け、軍功も抜群の文武両面に才を発揮した武将。 信長からの信任も厚く、後継者信忠の軍監に任命される。 信忠からも慕われており、信長イズム継承の良い教師役となるよう心砕く。 蒲生氏郷とは仲がいいのか悪いのか喧嘩する姿をみかける事が多い。
48歳
「米五郎左」と信長に賞賛される織田家の重鎮。 実務派で頭の切れる織田家古参の武将。 後輩の出世頭である秀吉などにも惜しみなく尽力する好人物。 信長の旗下で己の才能を如何なく発揮する事に徹する職人気質な武将。 その人柄から多くの人が頼りにしており、結果織田家内の情報に明るい。 織田家中の要である。
20歳
細川藤孝の長子。 軍功抜群で、茶の道にも秀でた華のある武将。 普段は良識的な武人だが、キレると冷酷で残忍な面も垣間見せる。 織田信長の斡旋で4年前に明智光秀三女の玉(ガラシャ)を妻として迎えていた為、 自らの手で義父光秀を葬る事で妻の助命を願おうとする非情の決意を決める。
49歳
秩序と規律を重んじる名門管領細川家の頭領で山城国勝龍寺城主。 明智光秀とは、足利将軍の復権を巡っての古くからの同志であった。 また、藤孝の長子忠興が光秀の娘玉と結婚し緊密な関係を更に深めていたのだが・・・ しかし、信長により取り戻された秩序を灰燼に帰す事を良しとせず、今回の謀叛では光秀との絶縁を決める。